母の実家であり、大好きで愛おしい土地である

山口県萩市。
幼少期の思い出では、祖父母と一緒に商店街を訪れ、

二人はなぜかみんなと知り合いで、
母もみんなに挨拶し、私を自慢し、

照れながら名前や歳を伝えた思い出があります。
暖かくて、優しくて、ぬくもりの商店街も、

今はどんどん静かになって、

賑わいの声も少なくなってしまいました。

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萩焼はそんな思い出の中でも、常に周りにあったもので、

独特の色味とその使い勝手で

どの世帯でも使い親しまれています。

地元の人だけではなく、

私たちの住む東京でも、日本のどこでも、世界でも、

愛される萩焼になりますように。

そしてまた賑やかな商店街、賑やかな町が、

少しずつ戻りますように。